鳥鳥喃喃

ちょうちょうなんなん~へぼバーダーのブログ from 北海道~

ミソっち

珍しい鳥を見たいというのは多くのバーダーが思うところでしょう。

その一方で、特に珍しくはないのに好きな鳥とか、定期的に見たくなる鳥とかいませんか?

わたしにとってミソサザイがそういう存在なんですよねえ。理由はないんです。「カレーライスが好き」ぐらいの、ほぼ生理的な好き嫌いの次元の話で。

 

ただわたし、ちょこまかと動く小鳥を探すのは苦手な方でして…。家族からは、小鳥を探すわたしの目は節穴と言われています( ;∀;)

家族はまあまあミソサザイに出会ってるのに、わたしは今シーズン初めての出会い。

 

 

なんというか、あのフォルムがいいんですなあ。

あの小さな体に似合わぬ大きな声で鳴くそうですが、いずれ見てみたいなあ。

 

(撮影地:苫小牧市北大研究林 2022/11/11)

醍醐味を教えてくれた場所

この日は久しぶりに苫小牧市の北大研究林へ。

わが家が鳥見を始めてちょうど2年になりますが、始めたばかりの時期は結構通った探鳥地です。

運が良ければクマゲラやエゾライチョウに出会うことがありますが、見られるのはカラ類やキツツキの仲間などが多く、基本的には珍しい鳥を目的に来るという場所ではありません。以前はエゾフクロウを見られるスポットだったんですけどね。

それでもここにはときどき来たくなります。何とも言えない雰囲気というか、空気というか。

 

 

とにかく静かで、聞こえてくるのは鳥が鳴く声や木をつつく音、水が流れる音に、自分が土を踏む足音だけ。

 

初めてこの鳥を見たときはうれしかったですねえ。キバシリ(亜種キタキバシリ)です。

「キバシリって何それ?鳥の名前なの?」みたいなところからみんな始まるわけですが。

 

 

晩秋の柔らかい日差しに、冷たくなってきた空気が何とも心地いい。この時期のここでの鳥見はとても穏やかな気持ちになれます。

これも鳥見の醍醐味の一つですよね(^-^)

と言っていたら、札幌も初雪です⛄

 

(撮影地:苫小牧市北大研究林 2022/11/11)

350km

この時期の北海道は、まだ冬鳥が来るには早すぎて、鳥見には苦労する時期です。でもオオワシオジロワシのブログ記事が見られるようになってきました。

 

この日はある鳥を目当てに、併せて出始めのワシを狙って日高地方へ。

また走りましたわあ、合計350km🚙

目当ての鳥はなかなか確率が低くて、この日は出てくれませんでした。

ワシの方はと言うと、ここは冬の本格シーズンに入ればワシの楽園になるんですが、この日はやっとオジロワシを2羽見つけただけでした。

 

 

そこから何ヶ所か移動しながら探鳥しましたが、この日も鳥がいない(*_*;

木に止まるノスリをやっと見つけて終了。

 

 

この日一番の収穫は、美味しいラーメン屋さんを見つけたこと🍜

次の鳥見は、ちゃんと鳥で満足したいなあ(・へ・)

 

(撮影地:新ひだか町苫小牧市 2022/11/8)

250km

この日はなかなか鳥に出会えず、最終的に合計9か所の探鳥地を回って250km走りました🚙

 

夏羽のミコアイサはオスの幼鳥とメスの識別が難しいんだとか。これは多分メスの成鳥だと思うんですが…。

 

 

去年の冬、ここでオスのミコアイサを撮りたかったんですが、あまりの積雪で公園内に立ち入ることもできず。札幌市内全体で除雪が全く追いつかず、ひどい状態でした⛄

なんでそんな街が冬季オリンピックを誘致しようとしてるんだ?

 

この日、他に撮れたのはホオジロガモのメスにカイツブリ。それから畑に降り立ったヒシクイとマガンの群れ。

 

 

走り回ったわりに、これといった鳥には出会えず。これも鳥見のあるあるですよね。

 

(撮影地:札幌市・厚真町・長沼町 2022/11/1)

クイズの答え

前回のクイズの答えは、ケアシノスリでした。

漢字では〈毛足鵟〉でまさに名は体を表す、というところですが、足先まで見えないことが多いですね。

 

 

道東などでは見るチャンスは比較的多いのかもしれませんが、道央ではなかなか難しいと思います。この日も「どうせノスリだろう」と思いながら撮ったところ、「あれ、足先まで毛が無いか!?」

体の色についていうと、ノスリにも白が目立つ個体はいますが、いわゆる乳白色という感じ。一方ケアシノスリコントラストのはっきりした白でした。

しっぽの黒い帯もはっきり確認できました。つい先日あるバーダーさんに、おなかの褐色の模様が広範囲に広がるのも特徴だと教わりました(^-^)

 

いやあ、しかし眼福でした。

地面に降りるところまで撮らせてくれて、この日は鳥運がありましたねえ。

きりっとしたたたずまいも凛々しくて最高です。

 

 

次に会えるのはいつの日か…。一期一会、また会う日まで(*^-^*)

 

(撮影地:勇払郡 2022/10/25)

クイズ:この鳥は何でしょう?

この日、草原で探鳥をしていたところ、やや遠くにホバリングする鳥の姿が。大きさはトビよりも一回り小さいぐらい。

いつかこの鳥を見たいと思っていました。この日、思いがけず出会えた念願の鳥ですキタ――(゚∀゚)――!!

後ろ姿はこんな感じ。

 

 

さて、この鳥はなんでしょうか?

正解は次回のブログで<(_ _)>

(見たまんまと言われるかもしれませんが…)

 

(撮影地:勇払郡 2022/10/25)

秋はタカの季節?

堤防の道で、向こう岸の木に止まるオオタカを見つけました。

過去にもここで2回タカを見ているので、今日はどうかなあと思って来てみたらビンゴでした。

 

 

ただ、タカというのはワシと違って木のてっぺんの目立つところにはなかなか止まってくれないし、枝かぶりになるのはしょっちゅうだし、近いと警戒してすぐに逃げるし、やっかいですよねえ。この写真も結構トリミングしてます。

去年は家族が向こう岸ではなくこちら側の岸で木に止まるオオタカを見ていますが、そんなに近くで撮らせてくれるぼんやりしたタカにはなかなか会えません。

 

ところで、北海道でもタカは留鳥なのですが、わが家はなぜか秋によく見かけます。去年ここでタカに会えたのも秋🍂

と言ってるうちにどんどん冬に向かっていく北海道です。

 

(撮影地:千歳市根志越遊水地周辺 2022/10/25)