道央にもガンの群れがしきりに飛び交う季節。
この畑にも次々とマガンやヒシクイが舞い降りてきていました。
ガンの群れを見ると自然と探してしまうのがシジュウカラガンとハクガンです。いました、シジュウカラガン。
初めて図鑑で名前を見たとき、「何、その冗談みたいな名前。ガンなのにシジュウカラ?」と思ったのを思い出します。頬にシジュウカラのような白い紋様があることが、名前の由来だとか。
江戸時代の文書にも〈しじうからがん〉の名前が出ているそうですが、20世紀初頭に繁殖地の千島に毛皮目的で持ち込まれたキツネの餌食となり、絶滅寸前に至ったとか。
今も昔も、人間がやらかすことっていうのは何とも…(-_-)
その復活の道のりを描いた「シジュウカラガン物語」という本があるそうで、これは読んでみなくては。
(撮影地:千歳市長都沼周辺 2022/10/23)