この日は久しぶりに苫小牧市の北大研究林へ。
わが家が鳥見を始めてちょうど2年になりますが、始めたばかりの時期は結構通った探鳥地です。
運が良ければクマゲラやエゾライチョウに出会うことがありますが、見られるのはカラ類やキツツキの仲間などが多く、基本的には珍しい鳥を目的に来るという場所ではありません。以前はエゾフクロウを見られるスポットだったんですけどね。
それでもここにはときどき来たくなります。何とも言えない雰囲気というか、空気というか。
とにかく静かで、聞こえてくるのは鳥が鳴く声や木をつつく音、水が流れる音に、自分が土を踏む足音だけ。
初めてこの鳥を見たときはうれしかったですねえ。キバシリ(亜種キタキバシリ)です。
「キバシリって何それ?鳥の名前なの?」みたいなところからみんな始まるわけですが。
晩秋の柔らかい日差しに、冷たくなってきた空気が何とも心地いい。この時期のここでの鳥見はとても穏やかな気持ちになれます。
これも鳥見の醍醐味の一つですよね(^-^)
と言っていたら、札幌も初雪です⛄
(撮影地:苫小牧市北大研究林 2022/11/11)