鳥鳥喃喃

ちょうちょうなんなん~へぼバーダーのブログ from 北海道~

ひとまず…

当ブログ、初めて2年になりました。

閲覧者数は驚くほど増えてうれしい限りだったのですが…今回、職場が変わって鳥見の時間が取れなくなります。これまでは週に1~3回行ってましたが、これからは月に1回行けるかどうか…。

今後はブログの更新は年に数回とか、そんなレベルになるだろうと思います。更新しないわけではありませんが、ひとまず終了の扱いにしようと思います。

 

X(旧ツイッター)やインスタグラム全盛の時代にわたしがあえてブログを始めたのは、文章も書きたかったから。

その日の状況だったり、バーダーのあるあるだったり。写真だけじゃ味気ないじゃないですか。何より、わたし自身が先輩バーダーのみなさんのブログから勉強させてもらったり、情報を集めてきましたので。

 

最後ですので、猛禽好きのわが家がブログを始める前に撮った写真を紹介して終わります。

 

まずは、かなり近くを飛んでくれたコミミズク。これはうれしかったですねえ。

 

 

(撮影地:胆振地方 2022/1/4)

 

これまた近くに出てくれたハイイロチュウヒのメスタイプ。道沿いにずーっと飛んでくれたので撮り放題。「鳥の神さまからのご褒美だ❕」と喜んでいたら、この後車が雪にはまってJAFのお世話になりました😰

 

 

(撮影地:胆振地方 2022/3/24)

 

最後に、1回だけまともに写真に収めることができた〈森の王者〉クマタカ

まさにビギナーズラックで、その後何度行っても出会えません。別の場所で、遠くにいる姿を2回見たのみ。やっぱり何時間も鳥待ちしないと無理ですかねえ。

でもかっこよかったなあ。

 

 

(撮影地:新ひだか町 2021/11/28)

 

これまでブログにお付き合いいただいたみなさん、本当にありがとうございました。ひとまずサヨナラです。

 

お手上げ

秋からちょくちょく訪れていた石狩の漁港は、もぬけの殻でほとんど鳥の姿がありません。でも太平洋側の港にはそれなりにいたり。何が原因でそうなるのか、よくわからんなあ。

 

で、太平洋側の港です。

釣り人も数組来ていましたが、鳥たちはあまり気にしないのか、わりと近くにいました。

ここはカイツブリ多いよなあ。ミミカイツブリですねえ。

 

 

その他にいたのはハジロカイツブリホオジロガモとクロガモ。種類は多いわけではないけど、数としてはまずまずいました。

 

さてその大好きなクロガモ。オス:メス=9:1の群れが遠くを泳いでいました。バランス悪すぎない❔オスにとってはものすごい競争…。

そんな群れから離れて行動するひねくれもののオスが近くで撮らせてくれました📷

 

 

(撮影地:苫小牧港東港 2024/3/3)

 

「しかし9:1か、シビアやなあ…」と思いながら次の探鳥地に到着🚙

何とこちらのクロガモは12:1でした。

 

 

(撮影地:むかわ町鵡川漁港 2024/3/3)

 

厳しいわあ~。わたしならお手上げです。

まだお相手の決まっていないクロガモのメスのみなさん、ぜひ太平洋側の港に行ってあげてください。

 

そろそろかなあ

北海道の道路にはところどころこういう標識があります。

う~ん、標識の向こうに足が見えてるじゃないですか。よく見ると角も…。

 

 

そしてご本人登場です。立派な角はいいですが、飛び出してきてぶつかると車にもそれなりのダメージがあります。

海に近い探鳥地ですが、冬は餌を求めて出てきますね。油断できません。

 

 

(撮影地:苫小牧市勇払 2024/3/3)

 

今回の主役はエゾシカではなく、こちらです。

 

 

この日は鳥たちの活性が高くて、オジロワシが飛んでる姿も4回ほど見かけました。

冬に入ってからずいぶんと楽しませてくれたオオワシオジロワシですがそろそろいなくなる時期かなあ。

たくさんいてくれる時期には彼らのありがたさをあっさり忘れてしまって、そして次の冬には「そろそろ迫力ある姿を見たいなあ」と思っちゃうんですよねえ。

人間ってなんとも単純な生き物…(いや、わたしだけ❔)。

 

(撮影地:日高町富浜漁港 2024/3/3)

 

再挑戦

先日ユキホオジロ、シラガホオジロに初めて出会いましたが、ぱっとしない曇りの天気でした☁

この日は天気も良かったので、もう一度撮りたいなと出かけました。

 

到着すると、早速バーダーらしき一団がカメラを構えていました。シラガホオジロの群れ。

わたしもご相伴に預かります。ちょっと距離があったのもあるけど、草が被ったり、ピントが甘くなったりでいい写真が撮れず…😢

でも愛らしい姿でメスが写っていて、こりゃかわいいですね😘

 

 

そのうち一斉に飛び立って、かなり遠くまで行ってしましました。

ユキホオジロはだんだんと数が減っていたそうですが、この日は見当たらず。もう抜けた後だったかな❔

 

別の場所ではしばらくぶりのコウライキジ。メスばかり3羽いました。

 

 

いろんな鳥に楽しませてもらいました。またの出会いを楽しみに…😄

 

(撮影地:胆振地方 2024/3/3)

 

北に行くの❔

公園での鳥見の後、郊外の農耕地に行ってみました。

まずはこの辺でよく見かけるノスリが出迎えてくれました。

 

 

まだまだ雪の量が多くて、こりゃあなかなか鳥が出ませんわな。木の実はならないし、雪は多いし、北海道はバーダー泣かせの冬です。

この辺は一時ヒシクイ、マガン、その中にハクガン、シジュウカラガンがいたりしました。

 

chocho-nannan.hatenablog.com

 

最近はハクチョウの姿すら減ってましたが、ハクチョウは少し増えてきた印象。と思いながら走っていたら、150羽ぐらいの白くない鳥の群れ。双眼鏡で確認すると、ヒシクイの群れでした。

 

 

また渡り鳥が動き始める時期になってきたかな❔

 

別の場所では3月に道路のすぐ横の畑にタンチョウ、マガン、ヒシクイの群れが降りていて、写真撮り放題だったこともあります。

またああいう出会いが欲しいなあ。

 

(撮影地:千歳市長都沼周辺 2024/2/29)

 

カササギのなる木

久々にウソを撮りました。2年ぶり❔

鳴き声もせずにいきなり近くに飛んできて、ムシャムシャ食べ始めました。この鳥の写真って、本当にいつも食べてるイメージですよね😁

 

 

メスもいました。久しぶりに撮れるとうれしいですねえ。

 

撮ってる間、「カシャカシャ」というカササギの独特の鳴き声が聞こえてました。この鳴き声を「カチカチ」と聞きなして〈カチガラス〉という呼び名もあるとか。とにかく独特で、鳥っぽくない声。

 

何羽も飛び去って行ったんですが、まだ声がしてるので探してみました。

 

 

驚いたことに、1本の木にカササギ7羽が止まっていました。さっき飛び去って行ったカササギもここにいたと思われるので、もともとは10羽以上いたことになります。

 

十勝には「ワシのなる木」という有名な場所がありますが、ここは「カササギのなる木」なのか❔

散歩中の地元の方と話をしたら、やっぱりここは結構カササギが集まるんだとか。何度か来てる公園だけど気づかなかったなあ。

また楽しみが増えた鳥見でした😀

 

(撮影地:恵庭市恵み野中央公園 2024/2/29)

 

交配種

車で40分ほどの公園に来ました🚙

到着すると冷たい朝の空気の中に響くドラミング。オオアカゲラでした(北海道は亜種エゾオオアカゲラ)。

 

 

かなり木が掘られてますから、頑張ってつついたようですね。

 

池の方に回ってみると半分は凍ってましたが、それ以外の場所にカモたちがいました。

ここは毎年のようにアメリカヒドリの交配種が来ます。マガモヒドリガモカルガモキンクロハジロなどの中から探して…ああ、あれかな。

 

 

そこへ犬を連れた地元の方がやって来ました。すると、カモたちが集まって来るじゃないですか。やがて地元の方は餌を撒き始めました。

餌をくれる人の顔をカモたちは覚えてるんですね。驚き。

 

 

この個体、アメリカヒドリ×ヒドリガモでいいんでしょうかね❔

自然界で異種間交配が起こる確率はかなり低いとどこかで読みました。

カモ類以外で異種間交配が起こるとわたしが知ってるのはカモメ類なんですが、調べてみると他にもいるんですね。

 

note.com

 

セグロセキレイ×ハクセキレイとか、顔の白黒模様の入り方がムクドリっぽいですね。見つけたら新種と思って大騒ぎしそう…。

 

交配種はレアなんだろうけど、個人的には普通の個体が見たいなあ。みなさんはいかがですか❔

 

(撮影地:恵庭市恵み野中央公園 2024/2/29)