鳥鳥喃喃

ちょうちょうなんなん~へぼバーダーのブログ from 北海道~

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

大音声

鐙ふんばり立ち上がり、大音声をあげて名のりけるは、 「昔は聞きけんものを、木曾の冠者、今は見るらん、左馬頭兼伊予守、朝日の将軍源義仲ぞや」 (平家物語「木曾の最期」) 声が大きい鳥として何を思い浮かべるでしょうか。 ウグイス?確かに、近くにい…

新築されたのですね

ハイタカのポイント、今年も姿を見てはいたんですが、去年使っていた巣は崩れたまんまだったので、ひょっとしたらこのポイントからいなくなってしまったのかと心配してました。 しばらくぶりに訪れたところ、前の巣から近いところに新しく巣を作っていました…

お、近い

今年も撮りたいなあと思っていた鳥の声が、かなり近くから聞こえます。 ツツドリです。 ところが思いっきり逆光。いい位置から撮るには、ある程度ツツドリに近づかざるを得ない感じ。じわじわと動いて…動いて、無事に移動できました。 鳴くときってこんなに…

かわいいベイビー

なんて罪のない歌のタイトル。かつてそんな時代がありましたね。 今日はオシドリの雛の話題なので、撮影日・撮影地は伏せさせていただきます。 この日、お母さんを先頭に10羽の雛が池を泳いで渡ってきて、地面にも上がってくれました。 オシドリのオスは子育…

どういうツーショット?

声をたよりにホオアカを探して、姿を確認。 ファインダーを覗いて準備していると、そこへもう1羽の鳥が。こんな時期ですから、ペアのホオアカが来たのかしら、と思いますよね。 ところが違ったんです。左下が後から来た鳥。 …なぜアリスイ? そしてなぜそん…

山の孤独者

この日はミサゴのポイントへ。 しかし1羽は遠くに見える巣から動かず、ペアのもう1羽も戻って来ずで、ミサゴが飛ぶ姿を撮ることはできませんでした。 その代わりにと言うと失礼かもですが、イソヒヨドリを見つけました。 北海道では多分そんなことはないと…

アオバトの不思議

性懲りもなくピントの甘い写真で今日も記事を…(;’∀’) アオバトの不思議といえば、有名な海水を飲む行動。場所によっては海水ではなく鉱泉を飲むそうですね。 理由にはいろんな説があるようですが、飲むのは夏場だけとのこと。夏は果実食が中心になるので、ナ…

うぅ、上手く撮れない~帰ってきたアオバト

去年の9月以来でしょうか、アオバトが帰ってきていないかとポイントへ。 ポイントではいつものようにハクセキレイが飛び、ショウドウツバメも。ただ崖の上の方に巣があるのでショウドウツバメの写真は難しいですが。 到着してわずか5分、10羽ほどのアオバ…

現在の入居者は?

札幌から倶知安まで運転しての鳥見でしたが、この日は雨が降ったり止んだり☂ 最近は天気に恵まれません。 ある橋の下にツバメの巣があるとの情報を頼りに行ってみました。本当はいわゆるツバメを期待していたのですが、イワツバメでした。 でもイワツバメの…

正面顔~ホオジロとコウライキジ

ホオアカは結構会うんですが、ホオジロはしばらくぶり。 この2種に加えてオオジュリン、アオジやクロジもいわゆるエンベリですが(5月10日のブログを参照ください)、夏を盛り上げてくれますね。 chocho-nannan.hatenablog.com さて正面からのホオジロ、白…

繁殖の時期?

鳥見2年目のわが家。去年撮った写真を見返していたら、アカモズの写真に「モズ」のタイトルをつけていました(;’∀’) 「あちゃ~、やっちゃってんなあ」と思いつつも、いつもアカモズを見るのとは別のポイントで撮った写真だったので、「そうかあそこにもアカ…

三鳴鳥ニモ負ケズ

この日は先月コルリを撮った水場に行ってみましたが、先着のバーダーさんたちですでに超満員(*_*) 退散しようと駐車場に向かいましたが、あちらこちらから夏鳥の声が聞こえます。「お、結構近くで鳴いてる」と探したら、いい具合に茂みがこちらの姿を隠して…

オオジュリン

別の場所で探したところ全くダメで、そろそろ見たいと思っていたオオジュリンに今年も会えました。この鳥も個人的には夏鳥を代表するイメージです。 去年の夏、初めて見つけたときはうれしかったですねえ。 1年ぶりに会うと、「ああそうだ、こういう鳴き声…

かみなりさま

声はすれども姿は見えず、の代表でもあるオオジシギ。急降下の時のあの鳴き声は戦闘機を思わせます。雷シギともいわれるとか。 この日のポイントは去年地面に降りるところを見ているので、かみなりさまが降りそうなところをあらかじめ張ってました。 オース…

ヒバリング

この日は湿原で探鳥。 いたるところノビタキのペアだらけで、「ジッ、ジッ」と警戒されました(~_~;) 他にも揚げ雲雀の姿が複数。 ヒバリに限らず、鳥類は息を吐くときだけでなく吸うときも声が出せるそうで、だからヒバリはあれだけ鳴きっぱなしができるんで…

カササギ

国内では九州北部と北海道に生息するカササギです。 九州北部のものは秀吉の朝鮮出兵の際に持ち帰られたものと言われていますが、明らかではないようです。北海道のものはロシアから入ってきたようですね。 道内での分布はどうなってるんでしょうね?我が家…

海岸にて~ショウドウツバメ

この日はしばらくぶりに道央から離れての探鳥。新緑がまぶしい道中でした(本州の方からすると「この時期に?」と思われるでしょうが)。 1年ぶりにショウドウツバメを観察。 基本的に飛び回っている鳥なので、なかなかピントが合わず苦戦(*_*; 国内では東北…

蝦夷梅雨の鳥たち

北海道には本州のような梅雨はありませんが、蝦夷梅雨なるものがあります。 オホーツク海側・太平洋側を中心に低い雲がかかりやすくなり、霧雨や小雨になることも。 本格的な梅雨のじめじめ・蒸し蒸しと比べれば楽かもしれませんが、なんとも鬱陶しい日が続…

おすまし顔からの

この前のポイントに行ったところ、この日もアマサギがいました。天気もよく、近くに来てくれたのでパチリ 凛々しい顔をアップにしてみましょう。 どうですか、苦み走った昭和の二枚目スターのような。 次に餌を見つけて飲み込もうとする顔をアップにしましょ…

カッコウ問題

今シーズン、何度も姿を見ながら撮影できていなかったカッコウを、ようやく撮ることができました。 これほど鳴き声が有名な鳥はウグイスぐらい?鳴き声がそのまま鳥の名前になっているのは、英語(Cuckoo)もドイツ語(Kuckuck)でも同じだそうです。 さて今…

今日のアカモズ

この日もアカモズの撮影に出かけたものの、近くで撮るのはやはり難しいですね。先日撮った時よりも個体数は多く見られました。 追いかけるのはストレスを与えそうなので、できるだけ待ち伏せのような形で撮りたいのですが。 この鳥も絶滅危惧種として知られ…

ここで繁殖するのかな?

4月下旬にイソシギを見つけた河川敷に行ってみました。 chocho-nannan.hatenablog.com 途中、気づかないうちにカラスの巣に近づいていたようで、カラスにしつこく怒られました(*_*) あの時期と比べると河川敷も緑が茂り水かさは減り(あのとき多かったのは雪…

アマサギ、奔る

アマサギの英語名はCattle egretだそうで、直訳すると「牛サギ」となりますね。アフリカで水牛やなんかと一緒に写ってるあの鳥がアマサギですか。真っ白な時期に撮られた写真のイメージが強くて気づきませんでした。 水牛のような大きな動物が動くと足元の虫…

亜麻色の

今シーズンも札幌近辺にアマサギが来ているような情報は、野鳥ブログで見ておりました。わが家はまだアマサギは見たことがなく、さてどこなら見られるかと思案…。 この日向かったポイントにもアマサギが来たことはあるようですが、確認できるネット上の情報…

地味な181番目〜オオムシクイ

ライファーのオオムシクイです。 まじめにムシクイ類の特定する気が起きないわたしですが、あらかじめ動画で鳴き声を勉強。この日、札幌市内の公園で写真に収めました。 ちょろちょろ動くし枝の中から出てこないしで、写真はこんな感じです(´・ω・`) 北海道…

百鳥百態〜遊水地にて

森が茂って夏鳥が見つからなくなって、足は自然と草原や湿原に向かいますね。この日も仕事前に札幌市内の遊水地に行きましたが、到着とともにアオサギの「グェーーッ」という雄たけびが。 にぎわってましたねえ。というか、鳥たちのリアルな生き様が見られま…

やるせないコウライキジ

わたしが子供の頃なので1980年代ごろ、九州の田舎では自宅でキジを飼っているおじさんが結構いました。 それから数十年、北海道に来て初めてキジを見たときに「何か違うような…」と感じたんですが、あとで調べて納得。北海道のキジは外来種のコウライキジな…

やっぱりモズが好き

モズというと結構警戒心が強い鳥という印象です。先日はアカモズの写真を撮りましたが、この日はモズがかなり近くで撮らせてくれました。 頭が大きめでカーブした上嘴、長い尻尾のモズ独特のフォルムが個人的に好きです。 小さい猛禽ともいわれ、ツグミを襲…

大変ですなあ~コヨシキリ

このところオオヨシキリを見る機会は結構あったのですが、この日は今季初のコヨシキリを発見。オオヨシキリと比べると、鳴き声のピッチが高いですね。 オスはメスにアピールするために盛大に鳴きますが、今日の探鳥地は場所によっては10mおきに鳴いていまし…

田んぼのコチドリ

北海道に大きな干潟ってあるでしょうか? かつては鵡川や石狩川の河口にあったように聞きますが、シギチが集まるような干潟は現在少なくとも道央にはないですよね。 そうなるとシギチを見るには海岸・砂浜を長い距離歩くことになりますが、思うほどの鳥果(…