わたしが子供の頃なので1980年代ごろ、九州の田舎では自宅でキジを飼っているおじさんが結構いました。
それから数十年、北海道に来て初めてキジを見たときに「何か違うような…」と感じたんですが、あとで調べて納得。北海道のキジは外来種のコウライキジなんですね。
この日、近くからコウライキジの声が。どうせやぶの中だろうと思ったらすぐ目の前の畑にいました。サービス満点。
ウィキペディアによると、北海道には1930年に長万部と日高にコウライキジが持ち込まれたと。それってどういう目的だったんでしょう?
他にも東海、四国、九州、沖縄に移入されたようです。
外来種の全部が問題になってるわけでもないんでしょうけど、沖縄ではヤンバルクイナなど地上採食の鳥との競合が懸念されて、コウライキジはなんと駆除の対象!
自分たちの都合で持ち込んでおいて、今度は駆除。
…なんともやるせない話です(;O;)
(撮影地:札幌市東屯田遊水地 2022/5/30)