ツルシギ問題再燃
今シーズンの調整池はツルシギがまずまずの数でやってきてくれました。
ツルシギというと、名前の由来を去年のブログで扱ってまして…
ツルシギの名前の由来は「足も嘴も赤くてツルを連想させるから」。じゃあモデルになったツルは何❔この問題がわたしの中で再燃🔥
日本で見られるツルは以下の7種
タンチョウ、マナヅル、ナベヅル、クロヅル、カナダヅル、ソデグロヅル、アネハヅル
このうちクロヅル以下の4種はたまに飛んで来るだけなので、いったん除外。
残り3種に足も嘴も赤いツルはいません。どういうことなんだ❔
国内では古くから姿かたちが似たコウノトリをツルと混同されることがあったようです。そんな情報はネット検索で簡単に見つかるし、「江戸時代におけるツルとコウノトリの識別の実態:博物誌史料による検証」という論文で学術的な考察もされている様子。
わたし、この事実を知ったとき、「ツルシギのモデルはコウノトリだ❕」と興奮したんです。でもね、コウノトリの嘴は黒いんです…。じゃあ同じ仲間のシュバシコウ❔でも国内にはいません。
いったん戻って、さっき除外した4種には嘴も足も赤いソデグロヅルが含まれてます。でも日本にはたまにしか来ない鳥です。そんな鳥が、別種の名前の由来になる❔
結局、迷宮入り…😷
(撮影地:石狩市いしかり調整池 2023/9/28)