鳥鳥喃喃

ちょうちょうなんなん~へぼバーダーのブログ from 北海道~

ブラキストン線

北海道には本州にいるサル、イノシシ、カモシカなどがいません。ツキノワグマもいませんが、もっとおっかないヒグマがいます。津軽海峡を境にして本州と北海道では動物相が異なるとのことで、この境をブラキストン線と言うそうですね。

野鳥にも北海道固有の亜種がいます。今回水場で撮れた鳥で該当するものを並べてみました。分類は亜璃西社刊行の「新訂北海道野鳥図鑑」を参考にしています(生物分類は随時変更されるので変わっているかもしれませんが)。

 

まずはシマエナガ。幼鳥はエナガと同じように眼のところに模様が入るそうで。水浴び後はもふもふ感がなくなり、かわいさはがた落ちですね(;’∀’)

 

 

北海道のゴジュウカラシロハラゴジュウカラという固有亜種です。名前そのままでわかりやすい違いがあります。

 

 

次にハシブトガラ。本州のコガラ(北海道にも少数ですがいるそうです)と似ていますが、詳しく見ると違いがあります。…ってよっぽど見ないとわかりません。

 

 

キバシリも水浴びするんですねえ。当たり前か。北海道にいるのはキタキバシリという亜種ですが、見た目は変わりがない?じゃあなんで分けたんだろう…(*_*;

 

 

カケスなんかも明らかな違いがありますが、そちらはまた撮れた時に…(‘ω’)ノ

 

(撮影地:千歳市支笏湖湖畔 2022/5/24)