鳥鳥喃喃

ちょうちょうなんなん~へぼバーダーのブログ from 北海道~

ムズイわあ

今シーズン肩透かしを食らってばかりの冬の醍醐味の鳥を狙ってみました。

海沿いの杭の上に何か止まってるなあと思ったら、ふわーっと飛び立ちました。ターゲットのコミミズクです。

飛んで行った方に向かってみると、どこかから飛んできて1羽が2羽に。さらに2羽が4羽に❕うれしいけど、なぜ倍々ゲーム(・・?

 

 

ただなかなか近くには来てくれません。

そしてコミミズクで難しいのは、日が落ちるまでの時間との闘い。

 

 

ものすごく近くの杭に止まってくれたんです。でも…逆光な上に暗い(´;ω;`)ウゥゥ

何とか補正してこの程度にしかなりませんでした。

ムズイわあ(◎_◎;)

 

(撮影地:勇払郡 2023/1/8)

 

細身のホバリング

さてノスリが出まくった日。

ああ、また向こうでノスリホバリングしてるわと思いきや、何だかシルエットがほっそりしてる。

はい、チョウゲンボウでした。

 

 

気まぐれにあちこち飛ぶチョウゲンボウでしたが、それから何度か止まりを狙って撮りました(^-^)

 

 

え~、最後に情緒のかけらもない写真を…。目の前にいるのを撮れたもんですから📷

 

 

(撮影地:苫小牧市勇払原野 2023/1/1)

 

ノスリが飛び回る中で

人でなしのわが家は12月30日から1月1日まで3日続けて鳥見に出かけておりました。そのうち12月30日と31日は笑っちゃうほど鳥の出が悪く、でもその中で何度も姿を見せてくれたのはノスリ。2日間で20羽ほど見たんじゃないでしょうか。

そして1月1日も、まあノスリが出るわ出るわ。この日だけで20回以上出ました。

 

そんな中、ふわふわ飛ぶあの姿は…ハイイロチュウヒが近くに来てくれました❕

 

 

なるほど、残念ながらメスタイプでしたか。

 

しかし、すさまじい歩留まりの悪さ(ノД`)・゜・。

別の鳥も狙っていて、ピンポイントで動かないものを撮るのに適したシングルポイントAFにしてたんです。そこにゆら~っと飛んできたもんですから、動くものを撮るモードに入れ替えることもできないままシャッターを切らねばならず…。

上の写真の後、さらに近づいてくれてまたとないシャッターチャンスがあったのに、ピンボケ祭り。

へぼバーダーの嘆きは止まらないのでした(ToT)/~~~

 

(撮影地:苫小牧市勇払原野 2023/1/1)

 

この日の鳥果

わが家は元旦から鳥見始めに出かけておりました。

結構大きく撮れた写真があるので、トリミングなしで出します。

 

このところ登別あたりでちょくちょく見かけるカササギ。横から取れたら例の青い部分を撮れたんですけどねえ。

 

 

(撮影地:登別市幌別川河畔 2023/1/1)

 

なぜか逃げないカワラヒワ

北海道にもカワラヒワの越冬個体がいると言われていますが、オオカワラヒワなる冬鳥もいるとか。識別するならこの角度ではだめみたいです。いつかオオカワラヒワもしっかり撮ってみたいところ。

 

 

(撮影地:登別市幌別川河畔 2023/1/1)

 

次は冬の王様。

う~ん、今年は少ないです。静内川にもいませんでしたもんね。海辺の草原の電柱に止まっていました。

 

 

(撮影地:苫小牧市勇払原野 2023/1/1)

 

この日は鳥見始めとしては上々でした(*^_^*)

 

ああ無情

先日もブログで紹介した札幌市内のクマゲラ

夕方3時過ぎに1羽がやって来て、巣のそばをしばらくうろちょろした後、巣穴に入りました。ここでいつも観察しているバーダーさんによれば、普段より早い時間だったようです。

写真からもわかるとおりメスでした。赤いベレー帽が素敵です(^-^)

 

 

巣穴に入ったメスが一声鳴くと、向こうでクマゲラの返事がして、もう1羽やってきました。

オスですね。ベレー帽の大きさが違います。

 

 

ここからドラマが始まります。

オスは巣穴に入れてもらおうとするのですが、なぜかメスが入れてくれません。何度もトライしますがダメ。

途方に暮れてその場で悲しげに鳴き続けるオス…。それでもメスは頑なに拒み続けます。さっき鳴き交わしてたのは何だったのよ❔

 

 

オスはいったん近くの木に移って、悲しく鳴き続けます。また戻ってチャレンジしますが、許してくれないメス。

そんな押し問答が20分ほど続き…最後に一声鳴いて、オスは飛び去って行きました。

 

クマゲラに人間模様を見たのは、私だけでしょうか…(/_;)

 

(撮影地:札幌市真駒内公園 2022/12/31)

マガンの群れに

久しぶりに大きなマガンの群れと出会いました。全部で400羽とかでしょうか。この数になると鳴き声もなかなかですね。春までここにいるのかしら❔

ハクガンは30羽ほどいたでしょうか。割りと近くで撮らしてくれました📷

 

 

ヒシクイには気づかなかったなあ。

シジュウカラガンは1羽見つけました。

 

 

カリガネサカツラガンが交じってないかと探しましたが、見つからず。

ただ群れが大きくて全部を見たわけではないですし、またチャレンジしたいと思います(^-^)

 

(撮影地:日高町富浜 2022/12/31)

舟を彫る

久しぶりにクマゲラを観察できました。

この鳥も北海道ならではの鳥だと思います。北海道と東北の一部に生息し、国内の個体数は約600羽だとか。

カラスより一回り小さいぐらいで、初めて見たときは結構な大きさに驚きましたね。

 

 

一般的に、キツツキの仲間が開ける巣穴の形はまん丸です。

 

chocho-nannan.hatenablog.com

 

一方、クマゲラが開ける穴は写真のように楕円形をしているのが特徴的。クマゲラアイヌの呼び名は’’チプタチカプ’’で〈舟を彫る鳥〉という意味だそうです。この楕円を舟に見立てたわけですね。

いつもながらアイヌの自然観は素敵だなあと感じます(^-^)

 

(撮影地:札幌市真駒内公園 2022/12/31)