久しぶりにタンチョウを見ました。大きいしやっぱり目を引きますね。
2羽ですが、左側は頭頂部が赤くなっておらず、写真ではわかりにくいですが首の黒もまだ薄く、幼鳥でしょう。
右側の成鳥と比べるとわかるかと思います。
さて先日のブログで「梅に鶯」について書きました。
今日は「松に鶴」について。
このモチーフ、そもそもは夫婦の長春、不老を祝う中国の吉祥図案として伝わって来たようです。この場合ツルとしてイメージするのはタンチョウでしょう。
ところが、湿地や平地に棲むタンチョウが松の木にとまることはまずない。また、タンチョウの足の指は後ろにある1本が短くて枝をつかむことができず、枝に止まることはできないそうで。
じゃあ、「松に鶴」のツルは一体何の鳥なのか❔高い木の上や屋根の上、煙突の上などに巣を作るコウノトリ説が有力なようです。
だいたいツルとコウノトリは姿かたちが似てるので、日本でも両者が混同されることはふるくからあったとのこと。
コウノトリもいつか見てみたいなあ。
(撮影地:千歳市根志越遊水地周辺 2023/10/12)