鳥鳥喃喃

ちょうちょうなんなん~へぼバーダーのブログ from 北海道~

松に鶴

久しぶりにタンチョウを見ました。大きいしやっぱり目を引きますね。

 

 

2羽ですが、左側は頭頂部が赤くなっておらず、写真ではわかりにくいですが首の黒もまだ薄く、幼鳥でしょう。

 

 

右側の成鳥と比べるとわかるかと思います。

 

さて先日のブログで「梅に鶯」について書きました。

 

chocho-nannan.hatenablog.com

 

今日は「松に鶴」について。

このモチーフ、そもそもは夫婦の長春、不老を祝う中国の吉祥図案として伝わって来たようです。この場合ツルとしてイメージするのはタンチョウでしょう。

ところが、湿地や平地に棲むタンチョウが松の木にとまることはまずない。また、タンチョウの足の指は後ろにある1本が短くて枝をつかむことができず、枝に止まることはできないそうで。

 

じゃあ、「松に鶴」のツルは一体何の鳥なのか❔高い木の上や屋根の上、煙突の上などに巣を作るコウノトリ説が有力なようです。

だいたいツルとコウノトリは姿かたちが似てるので、日本でも両者が混同されることはふるくからあったとのこと。

 

chocho-nannan.hatenablog.com

 

コウノトリもいつか見てみたいなあ。

 

(撮影地:千歳市根志越遊水地周辺 2023/10/12)