鳥鳥喃喃

ちょうちょうなんなん~へぼバーダーのブログ from 北海道~

元気な彼ら~飛ぶしホバリングするし

前回に続いて、日高東部で出会った猛禽のみなさんです。

 

夕方ねぐらに戻るんでしょうか、こちらに向かって飛んできてくれたオオワシ

少し暗くなってきてたせいか、ピントが…。写真ちゅうのは難しいですねえ😫

 

 

(撮影地:えりも町庶野 2024/2/11)

 

こちら、日高から長距離を移動した先で出会ったノスリ。まあ本当に、どこに行っても猛禽さんの元気なこと。

ホバリングしておられます。

 

 

何かを見つけてこの後地面に急降下しました。何となくドヤ顔のように見えたんですが、手ぶらで上がってきました。

ヒトも鳥も、食べていくということはそう簡単なことではないようです。

 

(撮影地:白老町ヨコスト湿原 2024/2/12)

 

元気な彼ら~オジロワシが吠える

またも日高東部に遠征しましてねえ🚙

その間ずっと元気だったのが猛禽のみなさん。そんな彼らの姿を紹介したいと思います。

 

車で走っていて怪しげなシルエットに気づき、引き返して双眼鏡で確認したら、久しぶりのチョウゲンボウのオス。

「よっしゃ」とファインダーに収めようとしたら、なんとカラスがやって来てチョウゲンボウを追い払うじゃないですか❕❔あいつら、まじでよお😠

何とか飛んで行った先で撮りましたが、光が悪かったですなあ…。

 

 

(撮影地:えりも町美島 2024/2/11)

 

この遠征で最も出会う機会が多かったのがオジロワシ

十勝港では4羽が集まっていました。そのうちの2羽をパチリ📷

 

 

(撮影地:広尾町十勝港 2024/2/12)

 

どっちも凛々しいですねえ。

 

別の港では、岩場の上にオジロワシ。彼らが鳴くところを稀に見ますが、案外高い声ですね。

このオジロワシもこの後鳴きましてねえ。オオワシがすぐそばまで近づいてきて、それを威嚇したようです。

 

 

(撮影地:えりも町東洋漁港 2024/2/11)

 

元気いっぱいの猛禽のみなさんの写真は、次回に続きます。

 

迷鳥・その2

鶴居村にやってきた目的である、もう1種類の迷鳥は、カナダヅル。

もちろん初見です。

 

 

後ろのタンチョウと比べると小さいのが分かるでしょうか。前回紹介のマナヅルやタンチョウのような優雅さはあまりないかなあ…。

 

 

この鳥、ライファーなのに名前だけブログに登場した回がありまして、それはツルシギの名前の由来になったツルは何か❔と迷走した回。

 

chocho-nannan.hatenablog.com

 

この回で「(カナダヅルは)たまに飛んでくるだけ」と書きましたが、その鳥に出会えました😆

良き出会いに感謝。

 

(撮影地:鶴居村鶴見台 2023/2/4)

 

迷鳥・その1

前回につづき鶴居村での鳥見。

札幌から片道4時間半の強行鳥見を強行した理由は、鶴居村に2種類の迷鳥が来ていたから。

こちら、マナヅルです。

 

 

北海道でツルと言えば圧倒的にタンチョウで、他のツルは迷鳥として稀にやってくるだけです。

わたし九州育ちなので、鹿児島県出水市にナベヅル、マナヅルがやって来るのは毎年冬の恒例のニュースでした。当時は野鳥には全く興味はありませんでしたが…。

 

ブログを始めるよりも前に札幌の隣り町でナベヅルを見ていますが、今回のマナヅルは初見です。鶴居村サンクチュアリでもマナヅルが来ることは珍しいとか。

 

 

光の向きが悪く写真がパッとしませんが、なんとも言えないきれいなグレーの色合い。すっかりやられてしまいました。

残りの迷鳥1種は次回のブログで~😀

 

(撮影地:鶴居村鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ 2023/2/4)

 

一見の価値あり

家族3人で鶴居村の鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリに行ってみました。

初めて訪れてみましたが、札幌から、片道がほぼ4時間半…🚙

札幌周辺でもタンチョウに出会えるんですが、今回ここまで遠出したのにはわけがありまして、それはまた後日…。

 

到着時、現地の気温はマイナス10℃を下回っていましたが、風もなく太陽も出ていたのでそれほど寒さを感じない良好なコンディション🌞

 

 

ちょうどこの時期はタンチョウが求愛のダンスを踊る時期。

求愛ダンスは初めて見ましたし、そもそも普段札幌周辺で見るタンチョウより生き生きとしてました。これは一見の価値ありですね。

 

 

光の向きが悪かったのはあるんですが、それにしても下手な写真…。

タンチョウの撮影って難しいですね。タイミングと構図を求めて撮ろうと思えば、あれだけの人数が長時間カメラを構えているのもうなずけます。

 

ネイチャーセンターではタンチョウの興味深い生態についてお話を聞けました。

鶴居からの帰りには十勝川温泉に立ち寄って、日帰りのロングドライブも楽しく札幌まで帰ってきました~😄

 

(撮影地:鶴居村鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ 2023/2/4)

 

やっとコミミ

場所にもよりますが、道内では探鳥しているとエゾシカが出ることがまあまああります。

こりゃあ立派な角ですなあ。

 

 

一昨年の冬だったか雪が多くて、食べ物を求めたシカたちが大挙して海辺の探鳥地周辺に来たことがありました。あれはさながらサファリパークでした。

 

などと思い出していたら、いつの間にか結構近くまで来てました。

 

 

さらに鳥待ちをしていたら、出てくれましたねえ。

胆振にはコミミズクが出るポイントは何ヵ所かありますが、当初可能性が高いと思っていたポイントは雪のため入れず、可能性は低いかなと思って入ったポイントがビンゴでした。

 

 

日が落ちかけていたので、空抜けの写真は使い物になりませんでした。

またチャレンジしま~す✊

 

(撮影地:胆振地方 2023/2/1)

 

番外編:北海道海鳥の泰斗

亜璃西社の「新訂北海道野鳥図鑑」は324種を写真付きで紹介する、北海道のバーダーのバイブルのような本です(多分…)。

しかし、この本にも掲載されていない鳥がいます。印象としては海鳥が多い。

 

海鳥を撮ろうと、今シーズン何度か日高東部を訪れました。ライファーには4種類出会いました。

上からミミカイツブリシロエリオオハム、アビ、アカエリカイツブリ

 

 

(撮影地:えりも町襟裳漁港 2023/11/23)

 

 

(撮影地:えりも町庶野漁港 2024/1/3)

 

 

(撮影地:広尾町音調津港 2024/1/25)

 

 

(撮影地:えりも町襟裳岬漁港 2024/1/25)

 

その海鳥探鳥にあたって参考にさせてもらっているのが、千島淳さん(故人)。

道東鳥類研究所主宰で、「鳥キチ日記」というブログや、その名もズバリの「北海道の海鳥(シリーズ・全4巻)」などの著作が残されています。「北海道の海鳥」シリーズなんて、情報の詳しさがすごいです。

 

2年前の夏に落石ネイチャークルーズに参加しましたが、その時のわたしは海鳥についての知識はほぼなく、まさに丸腰でした。その後、「鳥キチ日記」や「北海道の海鳥」に出会ってますます海鳥に惹かれています。

海鳥っていう括りは乱暴ではあるけど、魅力的なんだよなあ。海鳥沼。

 

もう若くはないですが、偉大な先達に感謝しつつ、また海鳥を探しに出かけます🚙